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ストレージと帯域の利用について

Git Large File Storageを使用するすべてのアカウントは、1 GiBの無料のストレージと1 GiBの一ヶ月あたりの無料帯域を受け取ります。 帯域とストレージのクオータが十分ではない場合は、Git LFSのための追加のクオータを購入できます。

GitHub Enterprise Cloud 上のすべてのリポジトリで、あなたのアカウントもしくは Organization が有料プランを持っているかどうかにかかわらず、Git LFS が利用できます。

ストレージと帯域の利用の追跡

Git LFSで追跡されているファイルに変更をコミットしてプッシュした場合、ファイルは全体として新しいバージョンがプッシュされ、総ファイルサイズがリポジトリのオーナーのストレージ制限に対してカウントされます。 Git LFSで追跡されているファイルをダウンロードすると、総ファイルサイズはリポジトリのオーナーの帯域制限に対してカウントされます。 Git LFSのアップロードは帯域制限に対してカウントされません。

たとえば次のような点です。

  • 500 MB のファイルを Git LFS にプッシュすると、あなたに割り当てられた 500 MB のストレージを使うことになりますが、あなたの帯域は消費されません。 1 バイト分の変更を加えてそのファイルを再度プッシュすると、さらに 500 MB のストレージが使われ、帯域は消費されません。これらの 2 つのプッシュによる合計で、1 GB のストレージが使われ、帯域の消費はありません。
  • LFS で追跡されている 500 MB のファイルをダウンロードした場合、リポジトリのオーナーに割り当てられている帯域を 500 MB 消費します。 コラボレータがそのファイルに変更をプッシュし、あなたが新しいバージョンをローカルのリポジトリにプルしたなら、あなたは 500 MB の帯域を新たに消費するため、この 2 つのダウンロードでの合計の使用帯域は 1 GB になります。
  • LFS で追跡される 500 MB のファイルを GitHub Actions でダウンロードした場合、リポジトリ所有者に割り当てられた帯域幅の 500 MB が使用されます。

Git Large File Storage (Git LFS) オブジェクトがリポジトリのソースコードアーカイブに含まれている場合、それらのアーカイブをダウンロードすると、リポジトリの帯域幅の使用量にカウントされます。 詳しくは、「リポジトリのアーカイブで Git LFS オブジェクトを管理する」を参照してください。

Tip

  • 帯域とストレージ使用量は、リポジトリのオーナーアカウントに対してのみカウントされます。 フォークでは、帯域とストレージの利用はリポジトリネットワークのルートに対してカウントされます。 リポジトリへの書き込みアクセス権限を持つユーザーは、各個人の帯域とストレージ使用量に影響を与えることなくGit LFSにファイルをプッシュできます。 フォークの作成やリポジトリのプルは、親リポジトリの帯域使用量に対してカウントされます。
  • 帯域に未使用があっても、翌月には繰り越しされません。

ストレージ クォータ

データパックを購入せずに 1 GiB以上にストレージを使用した場合でも、引き続き大きなアセットを持つリポジトリをクローンすることができますが、取り出せるのはポインタファイルのみであり、新しいファイルをプッシュして戻すことはできません。 ポインター ファイルの詳細については、「Git Large File Storageについて」を参照してください。

帯域の容量

データパックを購入せずに 1 GiB以上の帯域を月あたりに利用した場合、翌月までアカウントの Git LFSサポートは無効化されます。

参考資料